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2022//8/2 ブログ
婚活男性あるある。女性には見せられない男性の本音。理解してくれると嬉しいです。

皆さん、こんにちは。
猛暑続きでお体は大丈夫でしょうか?
猛暑もさすがにここまでくると、もう笑うしかないですね。
ひたすら水分補給ですね!
コロナ対策より優先かもしれません!

さて、今日は婚活男性の本音について、触れてみたいと思います。
私のところは「女性専門の結婚相談所」で、調べてみたら国内では唯一なんだそうですが、
私もびっくりでした🤣

そりゃそうですよね!

男女を前提にして会員さんを募集するから収益が上がるわけですから、
わざわざ収益が半減するような方針をとる必要はないですからね。
だから、そういう意味では、珍しいのでしょうね!

私のところはずっとカウンセリング事業をしていたので、
その流れで女性専門の相談所になっているので、
そもそも、そこに違和感がなかったのですが、
今後も女性専門の相談所で進んで行きたいと思います。

少々前置きが長くなりましたが、日頃、婚活では女性専門にしているので、
私の場合は、婚活ではカウンセラーとして女性を守る立場になるので、
男性には厳しい目線で対応するようにしています。

それ自体は、方向性は間違いではないのですが、
ただ、今日は少し視点を変えて、男性心理のことを、女性の皆さんにも知って欲しいな!
という個人的思いもあり、ブログに書くことにしました。

まず、「女性には見せられない男性の本音」とはなんぞや?
ということですが、女性の皆さんの中には、スペックを条件にしている人も少なからずいると思うのですが、
それは男性自身もわかっていて、だから、つい、背伸びをしてしまうんですね!

これは、悲しいかな、「男性の性」のようなもので、男としてのプライドだったり、
あるいは、女性に好意を抱かれたい。という心理が、そうさせています。

ここまでは、女性の皆さんの中にも、何となくわかる気がする。
という方もいるかと思いますが、

このブログでお伝えしたいことは、男性と女性とでは、感覚にかなりの差があるということです。
そこをわかってくれると、男性自身も随分気が楽になるんだろうな!
という気がしているからです。

もっと言えば、女性がここを理解することで、婚活も良い流れになっていくと思います。

例えば、年収とお金の価値観についての違いは、ここは男性と女性とではかなりの違いがあります。
ご存じでしたか?

事例を挙げると、仮に、女性が年収400万円だったとすると、
当然、その400万円の中で家賃を払ったり、生活費を捻出したり、預貯金に回したりなど、
工夫しながら生活をすると思うのです。

他方で、交際相手が年収800万円の男性だった場合は、女性の年収の倍稼いでいることになりますね。
年収400万円の女性から見れば、毎年400万円がまるまる貯蓄できることになりますが、

男性は、その計算式では生活ができない。
というのが現状です。

少々細かくなりますが、一例を挙げると以下の通りです。

●飲食の量が女性に比べて多い。

男性は、そもそも食べる量が多いですから、単純計算で女性の倍以上を摂取します。
また、高カロリーの食材を好む傾向があるので、食費は全体の相当額を占めることになります。

●お付き合いなど、外食を含めた飲食の回数が多い。

女性に比べると、男性同士のお付き合いなどで、外食の頻度が多くなります。
これには理由があって、女性ほど料理をしないからです。
最近は男性も料理をするようになってはいるものの、たまにする。とか、休日にする。
とかですから、友人や知人からのお誘いがあれば、外食の頻度は増えていきます。
会社の部下と一緒なら、ご馳走する予算も必要になる場合がありますね。

●服にかける予算が、レディースよりメンズの方が高い。

洋服については、例えば私服とかであれば、ユニクロとか、最近は安いお店も増えてきていますが、
外出する際のスーツや外出用の私服などは、女性の洋服のように安くはないので、
そこにもそれなりの出費がかかります。

●節約意識が女性ほど高くない。

これは個別によりますが、とはいえ、平均的には、節約といえば、やはりその能力値は女性の方が高いです。
男性がだらしない。と言えばそれまでですが、実際に女性ほど節約できている男性は少ないと思います。

例えば、ある日の夜、男性が外食をするために外で1万円を使ったとします。
同じ日に、ある女性は、近くのスーパーに立ち寄り、幾つかの食材を買って、自宅で自炊をしました。
それが2,000円だったとすれば、男性との差額は8,000円になります。

あくまで一例ですが、そういうことの積み重ねで、女性は貯蓄を増やし、男性は、浪費をしていきます。
浪費というと悪い印象のように伝わりがちですが、そういう男性も、例えば、毎月のお給料から少しだけ貯蓄に回したり、
ボーナスは少し多めに貯蓄に回したりしますから、

要するに、決めた額以外のお金は、全て浪費する。
という傾向になります。

女性とは生活習慣がそもそも違うので、先ほどもお伝えしたように、食べる量からして違います。
飲食自体に物理的な差があるわけですから、また、社会の中での「お付き合い」というのも、
女性にはない文化で、男性だけがある文化です。

男性の場合は、コミュニケーション文化、出世文化、という概念が根底にある場合が多いので、
大半が仕事絡みですから、そこも、女性とは大きく違う点かと思います。

ここまで簡単にお伝えしましたが、簡単に列挙しただけで、ここまで違うわけですから、
結婚して息が詰まるような生活はしたくない。

これが、男の本音であり、男性心理です。

以前、夫婦間トラブルでの相談のカウンセリングで女性が漏らした言葉でしたが、
結婚して2年目のご夫婦でした。

女性は年収450万円。男性は年収900万円でしたが、奥さん曰く、旦那さんは年収900万円も稼いでいるのに、
貯蓄が年間で100万円くらいしかできていない。
ということでした。

奥さんの方は、年収が450万円でしたが、年間で60万円ほど貯蓄できたそうでした。
要するに、無駄使いばかりしている旦那さんだと、そこを何とかして欲しい。
ということを、その女性は私に言いたかったのですが、

ただ、男性の年収900万円に対して100万円の貯蓄は、年収の1割強です。
女性の年収450万円に対して60万円の貯蓄も、年収の1割強です。

生活ができて、貯蓄もできているなら、同じ貯蓄率でもあるので、とりあえずはそれでいいんじゃないですか?
というアドバイスをしたのですが、その女性は、私にこう言いました。

「自分は年収が低いからこれが限界です。でも主人は年収が私の倍あるので、普通に考えたら主人だけでも300万とか、400万円
くらいは貯蓄できるはず」という言い分だったんですね。

「私だったらそのくらいはできます」

と、私にキッパリと告げたのですが、ここで既に、男女の思考の違いがハッキリ出ていたんですね!
その女性には、全く見えていませんでした。

ご主人は、諦めモードだったのか、奥さんの真横でずっと下を向いて黙って話を聞いているだけでした。

その時に、私から女性に伝えたことは、社会の中では、女性と男性とでは、生きる世界観が違うこと。
更には、お金の使い方も、その流れがあることで、ご主人が現在の地位を確立して収入を得ているという事実。

私はその女性に言いました。
先ほど、「私だったらそのくらいはできます」ということをおっしゃいましたが、であれば、あなた自身が年収900万円を稼いでみてはいかがですか?実際に稼いで、その上で、年間で300万円とか400万円とかを本当に貯蓄できたら、それは凄いことだと。
説得力がありますよ!

と、伝えると、「私にはそこまで稼ぐ力はないですから、そんなに多くのお金を貯蓄することはできません」
という返事が返ってきたんですね。

で、私は更に話を続けました。

ご主人は、あなたの能力では稼げないほどのお金を現実に稼いでいますよね!
そして、貯蓄もしていて、現在のお家賃も全額ご主人が払っているんですね!

それだけのお金を勝ち取るために、ご主人がどれだけ頑張ってきたか、
そこに、どれだけの苦労や努力が必要であるかを知らずに、ただただ、お金の使い方が気に入らない。
という理由だけで、愚痴を溢すようであれば、

貴女はいずれご主人から捨てられますよ!断言しておきます。
と、少々厳しいことを告げました。
その女性は、不満な表情が滲み出ている状況でしたが、その後は、終始黙っていました。

私からは、女性には女性なりの言い分があって、それが正しい時があります。
しかし、男性にも、男性なりの考えや言い分がある時があって、譲れない場合も多々あります。
それが、仕事での稼ぎや出世に関係するようなことであれば尚更です。

自分自身で稼ぐことができない代わりにご主人が稼いでくれているので、
そこは、温かく理解をしてあげたらどうですか?
ということを告げて、カウンセリングを終えました。

頃合いを見計らって、ご主人の方から、「先生、今日はいろいろとありがとうございました。
私もいろんなことが見えてきました。」

というお話しをされて、ご夫婦で帰っていきましたが、奥さんの方は、最後まで納得がいかないようでした。
残念ですが、もうこうなると関係の修復が難しくなるんですね。

2ヶ月後、ご主人から連絡があって、ご主人の希望で、調停で離婚手続きをしているとのことでした。
男性には、男性なりの生き方があるので、そこを曲げられてしまうと、仕事自体に影響が出ます。
と、そのご主人は仰っていました。
奥さんのことは、嫌いじゃないのだけど、仕方ないですね。
という感想を述べていました。

テーマにあった、女性に見せられない男性の本音というのは、男社会のことを正直に女性に言っても、
おそらく伝わらないだろう。言えば口論になる可能性もある。
だから、なかなか本音が言えない。

しかし、男性の仕事や、その背景にある社会構造を理解して、男性に寄り添うことができれば、
大抵はどんな問題も夫婦で乗り越えていけるのです。

そのご主人は、それから離婚成立まで1年近くかかりましたが、晴れて離婚成立した後に、
私の相談所に入会されて、その後、4ヶ月でご成婚となりました。

私のところは女性専門の相談所なのですが、これまでの経緯があったので、男性でしたが特別に配慮して活動をしてもらいました。
もちろん、婚活では、男性心理を理解できる女性。ということを最優先して、素敵な女性を探しました。

私が思うに、男性も、女性に対しての配慮は必要ですが、こと、お金については、結婚後に、女性がマウントしがちな傾向が高くなります。それ自体は悪いことではないのですが、ただ、物事の道理として、女性の努力ではどうにもならないお金については、
男性の稼ぎで生計が成り立っている場合がありますから、そういう場合は、事前によく話し合うことが何より大事ですね!

また、最近は、「そもそも話し合いができない」というご夫婦も少なくないので、
ということは、パートナー選びにそもそも問題があった。
ということになります。

結婚には、いろんな夫婦の形がありますが、基本は、話し合いができる関係です。
それも、互いに言い難いような話しが、どれだけできるのか?
ここが肝のように感じます。

結婚したらお財布はどっちが持つ?
なんていう話をサラッとして、それで男性が言葉を濁すようなら、そもそも話し合いができない関係。
ということも言えます。

参考にされてください。

心理カウンセラー兼婚活カウンセラー
高山一美