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皆さん、こんにちは。
お元気にされていますでしょうか。
心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラーの高山です。
連日、蒸し蒸し感がすごいですね!
もうこうなると、エアコンの効いた部屋からは一生出たくない!🤣
なんて想像してしまいますが、
湿度が高いと熱中症の発症率が格段に上がるそうです。
水分補給が大事な時期ですから、皆さんも十分気をつけましょうね!
さて、今日のブログでは「確証バイアス」について触れていたいと思います。
少々専門的なことに触れますが、これは心理学用語の一つと理解していただければと思います。
この「確証バイアス」の意味ですが、
「都合の良いことだけに意識を優先して、自分に都合の悪いことは意識から排除する心理」とされています。
随分ご都合主義的な心理ですが🤣、これを確証バイアスと言います。
この確証バイアスというのは、全ての人間が潜在的に持っている心理なので、
ブログを読まれている皆さんも、一人残らず潜在的には確証バイアスを持っていることになります。
勿論、私も持っていることになりますが、
ただ、この確証バイアスというのは人によってかなり濃淡があるんですね!
あまり目立たない人もいれば、かなり濃厚に出てしまう人。
あるいは、日頃は目立たないのだけど、例えば、婚活のように、どうしても手に入れたい人が目の前に現れた場合、
この確証バイアスが顕著に出る人がいます。
ですから、婚活における確証バイアスというのが、いかに直接的に関係しているかということが言えるかと思います。
では、確証バイアスが実際の婚活では、具体的にどのような現象をもたらしているのかをお伝えします。
最も現象が激しい人というのは、婚活が思うように進まない状態が続いている人に多い傾向があります。
例えば、無料カウンセリングなどでは、婚活で苦戦している人の自己PR文を拝見する機会があるのですが、
ほぼ100%の女性が、これ以上ないというくらい、自分のアピールだけになっていることに気付かされます。
人間ですから、そこには、必ず欠点というものが存在しているはずなのですが、
何故か、自己PR文を拝見すると、欠点はなく、自分の良い面だけをアピールしている原稿になっています。
中には、自らの表現で「天然っぽいところがある」「おっちょこちょいのところがる」と書いている原稿もたまに拝見しますが、
これらは欠点としての表現ではなく、自分には可愛らしいところがあるというアピールになっているんですね。
いろんな書き方をしていても、結局は自分のアピールに終始する原稿となります。
では、先ほど、どんな人間にも欠点はあるとお伝えしましたが、その人の欠点はどこ行っちゃったの?
ということになるのですが、男性には、それを原稿から確認することができません。
ということは、男性の目にどのように映っているのかと言えば、
「自分のいいところばかりアピールしている女性だな?」
というふうに思われてしまいます。
10人が10人、女性はそういう書き方をしている場合が多いので、男性には多くの女性と同じようにしか見えないんですね。
本来であれば、数ある女性会員の中で、自分だけを見て欲しいと思っていても、
現実には、「自分は他の女性と同じ女性なんです!」
と、そう言っていることと同じになってしまうんですね。
なぜ、こういう文体になるかと言えば、そこに、確証バイアスが発生しているからなんですね。
少しでも自分を良く見せよう!些細なことも注意して、嫌われないように、好意を抱いてもらうように、
ひたすら欠点を隠し、排除し、背伸びした自分を表現する心理になります。
それで上手く前進すれば何の苦労もしませんが、賢い男性ほどいろんなところを見抜いていますから、
女性の確証バイアスが透けて見えている場合が少なくないのです。
だから結果として、質の良い男性が寄って来ないのです。
一方、何もせず引き寄せられて来る男性というのは、表現は悪いですが、空気の読めない、内容の良い男性とは言えない場合が多いです。
だから大切なことは、確証バイスは誰にもあるとは言え、そこは婚活ですから、皆さんも賢くなることです。
そして、敢えて自分の欠点を原稿に出していくことが何より重要です。
その際の出す内容ですが、ここも書く内容次第ですが、
例えば、朝起きるのが苦手とか、腰が重たいフットワークの重い人間だとか、浪費癖があるだとか、
そういうマイナスイメージを与える表現はNGです。
本当に男性が離れて行ってしまうからです🤣
しかし、週末の午後に、たまにお部屋でゴロゴロしている。
というのは、とても人間らしくほっこりする表現です。
寧ろ実際は、そちらの方が多かったりするんじゃないですかね?🤣
それが人間ですから。
それを読んだ男性も、「自分も結構部屋でゴロゴロしてるかな?」
と、逆に親近感が湧きます。
例えば、自己PR文では、皆さんも趣味の項目にはいろんなことを書くと思います。
旅行が趣味だったり、美術館めぐりであるとか、カフェ巡りに行ったり、食べ歩きをしたりなど、
あとはお決まりのジムとかヨガですかね?
そういう、品よくオシャレで毎回充実しているような印象を与える項目を並べると思うのですが、
でも、それって、男性にどのように映っているかと言えば、
「毎週毎週、旅行なんて行くわけないだろ?」とか、「毎週、美術館めぐりをしてるのかな?」とか、
「そんな訳ないだろ!🤣」
というのが、男性心理なんですね!
例えばですが、自分を作り込んで女性にアピールしている男性がいたとして、
そのアピールを女性自身が感じ取って、
それでも、その男性に興味を抱きますか?
ということです。
私のところは女性専門の相談所なので、会員さんは全て女性です。
ですから、ご入会時にプロフィールを作成する上で、自己PR文も必要になるのですが、
ここは私が100%作成するようにしています。
理由は、先ほどお伝えしたように、確証バイアスが無意識に出ることで、都合の良い原稿になることを避けるために、
私が原稿を作成するようにしています。
また、自己PR文というのは男性だけが見るものですから、女性としてのアピール文は必要ですが、
それだけではなく、男性心理が反応するように、原稿中のいろんなところに男性が反応する伏線を張るんですね。
そのことによって質の良い男性を引き寄せるようにしています。
例えば、趣味の欄には3つ記入箇所がありますが、1が旅行で、2が美術館めぐりで、3が「部屋でゴロゴロすること」
とあると、男性は読んだ際に、「クスッ」と笑います。
自分もそういうところある。
というふうに感じるのです。
実際の原稿では、趣味の欄に「部屋でゴロゴロすること」とは書きませんが、
自己PR文の原稿の中には、結構そういう表現を上手く使っています。
例えば休日の過ごし方についてなどは、お天気が良ければ朝からお洗濯と部屋のお掃除をして、
疲れたら午後からお部屋でゴロゴロすると気持ちいいいです!
なんて書いておくと、日常的に部屋でゴロゴロではなく、やるべき事はきちんとやった上で、
疲れた時は部屋でゴロゴロと書いておけば、正直に書いていることが男性に伝わるのです。
あとは、語尾などの表現も、男性心理で反応するような書き方をしますが、
いずれにしても、「あっ、この女性、正直に書いているな?」
とか、「素直さのある女性かも?」と思わせることが大事です。
私はこれを「戦略」と呼んでいますが🤣
相談所での婚活は、競争原理がはたらいていますから、ただぼーっと待っているだけでは、
いい男性が見つかっても、あっという間に別の女性に奪われてしまいます。
「お見合いが組めない」「交際に進まない」「成婚が難しい」「もう何年も相談所で婚活をしている」という女性は多いですが、
その多くが、戦い方を間違っていると言えます。
大勢の相談所の女性会員の中で、自分自身が頭一つ飛び抜けるためには、それなりの戦略が必要であることを忘れないことです。
そして、婚活に於ける最大の確証バイアスというのが、プロポーズ直前のマインドとなります。
プロポーズの直前ですから、指輪の話なども出ている頃であれば、女性もそれなりに期待感や安心感が出る時期です。
まさに、幸せ絶頂の時期と言えます。
相談所の女性会員さんというのは、ここで安心して、そのままご成婚をする流れになりますが、
冒頭でお伝えしたように、気持ちが絶頂期にある時期は、お相手男性のことを信じているからプロポーズを受ける訳ですが、
見落としてはいけないのは、その時点で、その男性の欠点も知った上でプロポーズを受けたかどうかということです。
どんな人間にも欠点がある以上は、結婚をしたい男性にも、何らかの欠点がありますから、
それをどこまで確認しているのか?
ということが何より大事になります。
ここで確認をしないまま、そのままご結婚をすると、場合によっては、爪を隠していた男性だった。
ということを、結婚後に知ることになります。
例えば、時期を見計らって男性から、両親と同居をしたいと提案があったら、皆さんならどうされますか?
提案という言葉を使っていても、実質的にはほぼ確定のような状況で奥さんは告げられるケースは意外に多くあります。
そんなこと聞いてないよ!
と言ったところで、時既に遅いのです。
また、入籍後に、お金の管理は自分がするからと、ある日突然、男性から告げられたらどうされますか?
わかりました!
と、通帳と印鑑を渡せますか?
こういうことが、現実に起こっているのです。
確証バイアスという心理は、そういうことは確かに大事であるということは、女性もわかっているのですが、
ただ、そういう話を切り出すことができず、そういう不安となる意識を自ら削除して、
とにかくゴールしたい。
とにかく、この人と幸せになりたい。
他のことはなるべく考えたくない。
幸せを逃したくない。
という心理が前面に出る。
それが確証バイアスです。
全国的に相談所でのご成婚者で離婚率が高いのは、そういった背景があります。
自由恋愛の場合も離婚率は高いですが、ただ、自由恋愛の場合は、それなりにお付き合いも長く、男女の関係にもなっています。
また、お互いの人間性をある程度は知っていますから、
結婚後の極端なトラブルは相談所での成婚者ほど多くはありません。
ですから、相談所で婚活をされる以上は、とにかく、いろんな確認が必要になってくるのです。
私のところは創業以来、未だ離婚者はゼロを誇りますが、
それはたまたまゼロではなく、あらゆる視点で男性の確認をとっていくのです。
そこまで行って初めて、会員さんの背中を押しています。
最後に、
何年も婚活をしていてもう無理かも?
と、思い込んでいた女性は、そのままでは思い込み通りの結果になりますが、
賢く戦略的な婚活で3ヶ月でご成婚される方は、アトラクティブスタイルでは珍しくありません。
ということは、どんな場合でも、結婚できる可能性は常にあるということです。
どんなに自信を失っていても、実際に、お見合いから仮交際、仮交際から真剣交際に進んで、
そしてプロポーズをお受けして、ご成婚を手にした段階で、
そこで初めて、無理ではなかったと、自分自身で感じることができるのです。
婚活で悩まれている多くの方々は、現時点では、まだ迷いの途中段階ということになります。
頑張ってダメなんだから、もう無理かも?
と、そう決めつける必要はないのだろうと思います。
婚活というのは互いが人間ですから、何かの条件を揃えておけば、それで成婚できる。
というものではありません。
常に柔軟性が求められますし、男性が何を求めているかを、常に知る知識、スキルが必要になります。
そういったことを理解することで、今後の婚活に役立ててください。
また、個別にご相談をご希望される場合は、無料カウンセリングのフォームからお申し込みください。
今は6月の後半ですが、昨年5月にご入会された私の会員さんは、私のところで既に相談所は3か所目でした。
でも、7月半ばにご成婚をされました。
人というのは、自分の欠点が分かっていても、自分ではなかなか変えられない。
そのことで婚活が思うようにいかず、悩んでいる人は多いです。
逆に、自分にも欠点があることは分かっていても、具体的にそれが何であるかまでは気づいていない人もいます。
気づかないまま婚活を続けて、それで悩んでいる人もいます。
ですが、今がどんな状況でも、過去にどんなに失敗をしていたとしても、
修正さえしていけば、最後は必ず幸せになれるということです。
それを、諦めないことです。
婚活とは、そういうものです😊
心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラー
高山一美