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2024//7/21 ブログ
相談所業界の「表」と「裏」は、しっかり理解して、賢く活動をすることです!

皆さん、こんばんは!

お元気にお過ごしでしょうか。

心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラーの高山です。

連日猛暑で、唸るような暑さですね!おかげで毎日のビール🍺が美味しく感じられます!

昨日は北海道の会員さんから連絡がありまして、ご家族でウニ丼を食べに行ったそうで、

画像まで送られてきて、私、北海道に移住したくなりました🤣

この猛暑から抜け出せるならと・・・クマに遭遇は嫌ですが、でも、温暖化が進んでいますから、

老後は北海道がいちばんかと思っております。

さて、今日は相談所業界の「表」と「裏」の事情についてのお話と、「担当者との関係性について」お伝えできればと思います。

相談所の「表」と「裏」の事情については、特に「裏」の部分については、会員目線では見えないブラックボックス

の部分なので、ここを知っておくと、今後の相談所選びの際に役立つかと思います。

まずは、相談所業界の流れについての再確認ですが、

相談所と自由恋愛には仕組み的に決定的な違いがあることを理解しないといけません。

その違いについて、何となくわかっているようでも、具体的に何がどのように違っていて、何処に「リスク」が潜ん

でいるかまでは知らない方も多いと思いますので、今日はその辺りも含めてお伝えできればと思います。

1、相談所の活動では競争原理がはたらいている。

IBJの相談所の全会員数は、直近の数字ですと男女合わせて9万人を超えている状況です。

ざっくり言えば、男女それぞれ4万5,000人の会員さんがいることになります。

競争原理とは、一人の女性が男性と成婚をするためには、お見合い、仮交際、真剣交差を経て、ご成婚となるのです

が、そこまで辿り着くためには、多くの女性会員との競争が常に存在していることになります。

多くの女性会員がいる中で、目当ての男性を獲得するためには、それ相応のハードルを幾つも乗り越えていかないと

いけません。

いい人がいても、引き寄せることが出来なければ、厳しく言えば、何年経ってもご成婚は不可能となります。

ただ、待つだけではそうなってしまいます。

例えば、Aさんという女性会員さんがいて、そのAさんを気に入った男性が現れて、そのまま仮交際に進んだとします。

しかし、相談所には多くの女性会員さんがいますから、仮交際の最初の頃には、男性もそれなりに熱量はあった。

ここまでは間違いなかったとしても、仮交際の段階では、男性は他の女性とのお見合いや交際が自由ですから、仮に

Aさんに熱量があったとしても、途中で別の女性に熱量が高まれば、

あっという間に男性は別の女性に目を向けることになります。

ここが、自由恋愛と相談所の大きな違いとなります。

自分を気に入ってくれているはず!だから可能性があるのでは!

は、可能性はありますが、その段階では、とても「希薄な可能性の範囲」であると思ってください。

これは、瞬間的なものだと捉えることが大事で、大切なことは、その男性を他の女性に奪われなようにするための方

策が必ず必要になります。

私がお伝えしたかったのは、とにかく「競争原理」が激しいということを覚えておいてください。

ここまでが相談所の「表」の流れとなります。

2、成婚の可能性は、相談所や担当者によって天と地ほど違う。

多くの女性は相談所に入れば何とかなるのでは?

という淡い期待の中で、何処かの相談所にご入会をされ、そして活動を開始します。

ここから先は相談所の「裏」の部分、ブラックボックスについて触れます。

皆さんは、入会前に相談所の担当者と面談をし、その時の空気感として、何を感じましたか?

おそらく、これで結婚ができるかもしれない!

そういう期待感を抱いて、だから入会をされたと思うのですが、

では、実際はどうでしたか?

入会前に聞いた内容と同じで、入会後も楽しく安心して活動ができていますか?

前に進んでいるという感覚はありますか?

手応えは感じていますか?

入会前に抱いた感覚が事実なら、今頃、多くの会員さんは成婚をしているはずなのですが、

しかし現実には、年間の成婚者数は1万組強となっています。

9万人を超える会員数がいて、成婚者は僅かに1万組です。

残りの会員さんは何処に行ったのか?

翌年に繰越しとなり、その後も年単位で活動を続けられる方もいれば、

途中で諦めて中途退会される方も少なくありません。

ここに、相談所が抱える大きな問題が隠されています。

なんで、こんな事が起こるのでしょう?

一般に、皆さんが良く目にする〇〇相談所というところは、その大半がIBJの加盟店となりますから、基本的なルー

ルについては、全ての相談所がコンプライアンスを遵守して運営をしていることになります。

つまり、同じルールでの運営となります。

契約書に記載された内容が、基本ルールとなります。

では、どうして、相談所によって成婚数が大きく異なるのかについてですが、

それは、その相談所の方針と、担当者のスキルによって、大きな格差が生まれているからです。

つまり、コンプライアンスとしての基本ルールは共通ですが、方針やサポート内容は個別に違うということで、その

ことで大きな弊害が生まれていることも事実として存在してます。

一つには、相談所は業界的に「営業会社」の側面が強いということ。

勿論、会員さんには成婚をして欲しいという気持ちはあるのですが、とはいえ、どうしても、入会後の会員さんより

新規入会者の獲得に意識が向くのは、営業会社としての体質があるからで、

そのことにより、既存会員さんへのサポートが十分でないことが起因して、それが会員さんへの不安に繋がっていく

のです。

会員さんの中で、その感覚を抱いた方は多いと思います。

ここで、一つの事例を挙げます。

アトラクティブスタイルでは、男性からのお見合いの申し込みがあった際、その男性を私がスクリーニングして、そ

の上で女性会員さんに取り次ぎをします。

取り次ぎをした後は、普通なら会員本人が受けるかどうかの判断をして、そこでお見合いが成立しますが、

私の場合は、その場では会員さんには成立させないように伝えていて、もしお見合いを受けたい場合は、

成立前に、男性の相談所に探りを入れて、その反応を見た上でお見合いを成立させています。

理由は一つ。男性の熱量や人間性を確認するためです。

残念ながら、相談所でのお見合いでは、男性の場合、女性のプロフィール情報を殆ど見ていない状況でお見合いの申

し込みをする男性は少なくないですから、可能な限りの情報を得た上で、成立をさせています。

それは、会員さんを守る上で、最低限必要だと思っているからです。

その際に、男性側の相談所に、幾つかの質問をするのです。

その対応次第で男性の熱量がある程度はわかるからですが、

ここで厄介となるのが、相談所側の対応です。

例えば、男性の直近での転勤の可能性を聞いたとします。

地元に残りたい女性であれば、そこは気になるところだと思います。

決して失礼な質問ではないと思いますが、相談所によっては、男性会員に確認する事なく、

「そういうことはお見合いの際に直接男性に聞いてください。」

という荒っぽいコメントが返ってくる場合があります。

それは、決して少なくない数です。これも現実です。

コンプライアンスは遵守しないといけませんが、会員さんへの対応の在り方については、個々の相談所の判断となり

ますので、そこは自由なのです。

自由ではあるけども、そういう対応そのものが、会員サポートの低下に繋がり、成婚へのハードルを高めていること

になると考えています。

このケースでは、男性からのお申し込みでした。

なので、私から気になる質問をした際に、男性の意見を聞かず、「女性が直接お見合いの場で聞いてください。」

ということでしたので、まず、男性の担当者としては、お相手の女性会員の気持ちは関係ない。完全な無視です。

これが事実としてあります。

次に、仮に、その情報を男性が知っていれば、あるいは、誠実に女性に対してコメントを伝えてくれた可能性すらあ

りました。

ここでは、担当者心理としては、自社会員である男性本人に確認する事なく、男性の気持ちも関係ない。

ということになります。

全て相談所側、担当者側の方針で決めていることになります。

お見合い成立前の対応は面倒という推測が成り立つからです。

アトラクティブとしては不誠実な対応を受けるわけですから、男性の熱量も本気度も何もわからない状況ですから、

そんな男性と安易にお見合いを成立させて、女性が嫌な思いをするのはよくないですから、当然、男性からお見合い

の申し込みを受けても不成立とします。

ということは、男性の相談所の対応一つで、女性会員も、男性会員も、成婚への道が絶たれる可能性があることにな

ります。

「会員の知る権利」が男性側の相談所によって剥奪されていることになります。

それがわかっていて、それでも、まともに受け入れてくれない相談所は、残念ながら「無数」にあります。

これが、会員さん側からでは見えないブラックボックスの正体です。

コンプライアンスは遵守するけども、具体的なサポートは担当者自身が自由に決める。

これも、現実なんですね!

アトラクティブスタイルは女性専門の相談所なので、私が問い合わせをする相談所は、全て男性会員さんへの質問と

なりますが、これは、逆のパターンもあるということです。

例えば、何処かの相談所の男性会員に、私の会員さんが申し込みをしたとします。

私はそのまま、男性の相談所にお見合い申し込みの取り次ぎをします。

男性はお見合いを受けようと思っていますが、女性が自分にどれだけ熱量があるのかを知りたい。

あるいは、転勤が多いけど大丈夫だろうか?

だから、お見合いを受ける前に、担当者経由で幾つかの簡単な質問をお伝えして、女性の理解を求めた上でお見合い

をしたいと思っています。

その質問を私が確認をして、仮に、面倒だから、女性へは情報を伝えず、男性の相談所に「聞きたいことはお見合い

の場で直接聞いてください!」

と、伝えれば、そんなことさえ答えてくれないような相談所の会員とはお見合いをさせたくないと思います。

また、男性会員自身も、そういうところの女性とは会いたいとは思わないでしょう。

結果、私の会員さんは、私が正しい情報を伝えなかったとすれば、成婚のチャンスを失うことになりかねません。

当然、そういう対応がいいとは思っていませんが、現実には、そういう対応は明らかに会員の利益を損なうことにな

りますから、倫理的にも、会員の権利剥奪としても許されないことだと思いますが、

ただ、残念ながら、そこはそれぞれの相談所の方針が優先されるのです。

サポートの方針は各相談所の判断になっているからです。

他方で、そういう倫理観がない相談所でも成婚者はいます。

それは、細やかなサポートをしなくとも、運よく成婚できるお相手との出会いや関係が上手く行っている場合が多い

ように感じます。

その出会いがなかった場合は、喩え成婚者が多い相談所であったとしても、必ず、落ち零れていく会員さんが出てき

ます。

その落ち零れそうな状況の会員さんを成婚に導いていくのが、担当者の本来の役割りではないかと思うのです。

寧ろ、相談所でサクッと成婚される方より、悩んでいる会員さんの方が圧倒的に多いですから、

やはり、丁寧な対応は必要不可欠だと思うのです。

相談所は入会者が増えれば収益はどんどん上がっていきます。

しかし、落ち零れてしまった会員さんが、仮に退会を余儀なくされた場合、何が残るのかということです。

何も残りません。

将来を期待し、初期費用で安くないお金を支払い、月会費を毎月支払い、時間はどんどん過ぎていく。

結婚をするチャンスまで失われていく。

人によっては年単位で相談所に在籍している方もいます。

結局は、時間とお金と結婚のチャンスの全てを奪われることになり、心にも大きな喪失感、傷を受けることになります。

そんなことがあっていいのか?

不幸にしてしまっていいのか?

会員さん側にも問題がある場合はあるけども、私が思うに、圧倒的に担当者による人的要因があるのだと思っています。

あくまで、私個人の見解ですが、相談所業界全体では、そういうことが起こっているということも、

事実であるように感じています。

会員さんが会員として相談所で活動する場合に於いては、活動に関する情報は全て知る権利があるということを、

覚えておいてただければと思います。

また、活動が思うように進まないという背景には、こういったこともあるんだな!

と、知識としてそう理解しておくことも大事だろうと思います。

3、担当者との関係性について。

相談所での活動については、どんな場合においても、担当者との関係性がとても重要になります。

何でも話せる関係性がないと、そもそも活動は難しいからです。

何故なら、相談所での活動では、会員さんと担当者との連携プレーが大事になるからです。

前にご成婚をされた会員さんですが、無料カウンセリングを受けた後にご入会をされたのですが、

その会員さん、無料カウンセリングでは、その時、不思議なことを口にしたんですね!

「今の相談所は日常的にコミュニケーションがなかなか取れない」

というのです。

だから私からは、自分で連絡を取ってみたら?

と伝えたのですが、本人曰く、「あまり無理を言うと、嫌がられて、自分の見えない所で、ちゃんとサポートしてくれないのでは?」

「サポートを後回しにされるのではないのか?」

というような、潜在心理の中では、「言うことを聞くしかない!」という、担当者の「心理的支配下」に置かれてい

る状態が見受けられたんですね!

無料カウンセリングでは、そういう女性をよく目にします。

会員であるうちは、担当者が絶対的存在であるような、そういう心理に陥る女性も少なくありません。

一般に、相談所で活動をされている女性の心理というのは、常に不安定であること。

そして、常に寂しさが上回っている女性は多いです。

そういう状況の中では、本来は、担当者が圧をかけるのではなく、何処までその女性に対して配慮できるのか?

これ以上ないというくらいの配慮ができて、そこまでできて、ようやく安心を担保することができます。

例えば、私の会員さんは、よく私に電話をしてきます。

それは夜の時間であったり、深夜であったり、仕事の休憩中の時にも電話があります。

活動についての相談もあれば、活動とは直接関係がない場合もあります。

あるいは、電話をする理由はなくとも、ふらっと、何となく電話してくる場合もあります。

それは、活動中というのは、いろんな意味で、マインドが乱高下する時期だからです。

中には、夜眠れないから電話してくる会員さんもいます。

多くの人が、常に不安の渦中にあるからです。

私と深夜に電話で話をしたところで、その場で解決できないこともあります。

それでも、誰かに話を聞いて欲しい。

人間ですから、そういう場合だってあります。

それが、会員さんと担当者の本来の関係だと思うのです。

私自身も、それを常に忘れないように心掛けています。

例えば、母親は、なぜ子供のことがわかるのか?

幼ない頃から子供のことを見てきているからです。

そこに、忖度はなく、無償の愛情で、大切に育ててきているから、子供の言動から、いろんなことを感じ取ることが

できるのです。

相談所の担当者は親ではないですから、そこまでのことはできなくとも、

ただ、会員さんとの距離が縮まり、常にコミュニケーションを取れる環境を担保することで、

お相手男性との先々の関係性までを読み取ることができると思っています。

やはり、それが理想かな!

というふうに感じています。

今日は相談所業界の「ブラックボックス」についてお伝えしましたが、

少々厳しいことも書いていますが、ただ、そういう厳しい業界の中でも、素晴らしく誠実な相談所や担当者の存在が

あることも、ちゃんとお伝えしておきたいと思っています。

病院選びでも、誤診をする病院だって普通にあります。

弁護士も、どこの誰にお願いをするかで、そのことによって人生が変わる場合だってあります。

そんなふうに考えれば、相談所も同じなのです。

相談所だから大丈夫!

ではなく、どこまでも、最後はその人物の人間性で決まるということです。

それを忘れないことです。

皆さんの今後の参考にしてただければと思います。

心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラー
高山一美