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2022//8/26 ブログ
パートナー選びは、男性の人間性が大事。その人間性は、幼少期の家庭環境で決まってしまう。

皆さん、こんばんは!
お元気にされていますでしょうか?
心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラーの高山です。

東京はお天気が悪いですが、来週は猛暑から一転して、雨続きのようです。
健康管理が大変ですが、コロナには気をつけましょうね!

さて、今日のテーマは、パートナー選びで重要となる男性の人間性についてです。
日頃、婚活をしていて、いろんなご相談がありますが、

そのご相談の一つに、「今交際している男性で本当に大丈夫なのか?」というご相談が意外に多いことです。
あるいは、これから婚活するにあたって男性のどこを見ればいいのかわからない。
という方もいます。

なので、今日は男性の人間性についてお伝えしたいと思います。

タイトルには、「人間性は、幼少期の家庭環境で決まる」とありますが、
ここ、結構重要なんですね!

結婚する関係というのは、まず、大人同士であること。
そして、互いに愛情や理解が得られること。
それがあって結婚します。

ですが、そうは言っても、今の社会では三組に一組が離婚をしています。
2021年度は全国で55万組の方がご結婚をされましたが、
一方で、18万組の方が離婚をされている現状です。

この数字は国の発表ですから、確かな数字となりますから、
であれば、将来離婚になる関係性で結婚していることになります。
しかも、離婚者全体の半数以上が、婚姻から4年前後で離婚をしています。

怖いですよね!

シングルマザーが増えるはずです😭

今日はここを少し掘り下げていきますが、

一般に、せっかく結婚をしたのに、なんで離婚するのだろうと?
と考えてみると、離婚相談でよくある理由の一つに、価値観が合わなかったから。
というご意見があります。

あれ、結婚する前には、価値観が似ていたから。尊敬できていたから。
ということではなかったの?

と尋ねると、最初はそうだった。
結婚する前は、そういう感覚だった。

しかし、結婚後は、徐々に男性が変わって行った。
その辺りから関係が悪化して行った。
というケースがとても多いのです。

男性の習性の一つに、「爪を隠す」というのがあります。

これは、その女性と結婚をしたいので、男性に何らかの性格的欠点や、
女性が嫌がるような習性があったとしても、その事実を結婚するまで隠すという傾向性のことです。

例えば、お金の管理は奥さんに任せる。
あるいは、夫婦で管理しよう!
生活費はお互いに出し合おう!

とか言っていても、実際に結婚をすると、
生活費は入れてくれるけども、全体の管理をさせてくれない。

家庭を預かる立場の女性から見れば、ある程度は自分を信じてもらって、
お金の管理を任せて欲しい。
という要望が出てきます。

しかし、男性から見れば、生活費は自分の分は入れているのだから、
残りのお金は自分が何に使おうが自由にしたい。

となれば、奥さんから見れば、生活費を除く残りのお金が、男性が何に使っているのかさえわからず、
幾ら持っているのかもわかりませんよね!

将来的にも、子供ができて、子育てや育児にはお金がかかります。
一体、今の我が家には総額で幾らあるのかさえ分からない状況であれば、
奥さんは不安の中で暮らしていくことになります。

結婚する前と話が違うじゃん💢
とまぁ、そんな感じで夫婦の関係が悪化して、最後に離婚となります。

これは典型的な男性の「爪隠し」なのですが、
そこだけを切り取ると、確かに、男性にはもっと誠実に、謙虚になってもらいたいですよね!

でも、そういう男性を選んでしまった女性にも責任がありますから、
一義的には男性は悪いですが、その男性を選んだ女性も悪いことになります。
つまり、自分にも選んだ責任の一端がある。
ということです。

では、どうして、そういう「爪を隠す」男性が存在しているかについて、
少し詳しくお伝えします。

どんな男性にも性格はあります。

では、社会の中で生き抜くために、何が必要かといえば、
誠実さや、謙虚さや、真面目さ、潔さ、その他、いろいろあると思うのですが、

私が思うに、最も大切な要素は、「素直さ」だと思っています。

これは男性に限ったことではないのですが、素直な人間は、
そもそも素直ですから、人との口論やトラブルが少ないのです。

夫婦で意見が分かれても、向き合って話し合うことが普通にできるので、
話し合いをすれば、「そういう意見もあるんだな?」とか、
要するに、意見が違う相手をストレスなく「尊重」することができるのです。

相手を尊重できるから、そもそもトラブルや口論にはならないのです。

逆に言えば、離婚する男性のタイプとは、自分の意見を曲げないとか、
変なところに自分だけのプライドがあったり、
自分を大きく見せようとしたり、背伸びをしたりする男性となります。
また、自己中のタイプに、そういう男性は多いです。

素直な男性には、これらがないのです。
素直ですから、人の意見に耳を傾けることができますし、自然に相手を尊重する意識が身についているので、
変なプライドや自分を大きく見せようとか、そういうものが根本的にない男性となります。
だから、結婚後も、その傾向性は変わらないのです。

この差は何なのか?

ということを突き詰めていくと、親から受けた、幼少期の育て方。
というところにたどり着きます。

今起きている事象だけを切り取ると、男性自身が悪い。
ということになるのですが、もちろん、悪いです!
ですが、幼少期の親の育て方にも問題があることが多いのです。

ここで親を責めても仕方ないのですが、決して悪く言っているのではありません。

ご両親も、特に母親は、子育てのプロではないですから、
その時の事情によって、できる範囲の中で、自分のできる子育てをします。
だから、責めるのは可哀想なのですが、

他方で、心理学理論では、幼少期に親が子供に与える影響は、その後の子供の人生を大きく左右すると言われています。
「三子の魂、100歳まで」という言葉がありますが、

3歳児までの幼少期とは、自我に目覚める前の時期ですから、生命力全開で、無意識に、いろんなものを吸収しようとする時期なのです。
手で掴んだ物は全て口に入れようとしますし、親が怒った表情をすれば、すぐに察知して泣き始めます。
子供はいちいち意識していませんが、感受性が強いから、良くも悪くも、いろんなものを吸収するのです。

その時の経験は、子供自身は覚えていなくとも、そこで感じ取った習性は、100歳まで続いていく。
という意味になります。

つまり、その人間の人格形成に大きく関わっていくことになります。

ここで要約すると、その男性の、人生全般については、その人間の責任ですが、
人生が「生きやすい性格」になれるかどうかは、幼少期の頃に、親がどのように子供に接していたかで変わるのです。

例えば、出産後、子育てで子供といつも一緒にいるお母さんの元で暮らしていた男性と、
早い段階で、託児所に子供を預けて仕事に行っていたお母さんとでは、子供に接する時間や、環境が違いますから、
その後の子供の人生には、人格面では大きな開きが出てきます。

母親も、できれば育児や子育てをしたかった。
でも、当時はそんな余裕がなくて、夫婦で仕事を頑張るしかなかった。
とすれば、それは仕方ないことですから、責めることはできません。

しかし、子供の成長については、大きな影響が出ることになります。

これは統計上のことなので、夫婦が共働きであるとか、両親がいない中で育った男性に、全て当てはまることではないのですが、
傾向としては、やはり、幼少期に母親からたっぷりの時間と愛情を費やされた男性の方が、
将来、社会に出て、「生きやすい性格」になっている場合が多いのです。

人の性格は生涯変わることはありませんので、努力で何とかなる問題ではありませんが、
しかし、これから婚活をして、パートナーを見つける女性から見れば、

やはり、幼少期の頃から愛情を注ぎ込まれた男性を選ぶ方が、リスクは少ないと言えます。
決して偏見で見ているのではないですが、

一例を挙げると、例えば、音楽の世界では「絶対音感」というものがあります。
これは一つの曲に複数のメロディーが複雑に絡んでいる場合でも、その曲に、何種類の音が紛れ込んでいるのか、
ということを、瞬時に認識する能力のことを言います。

年齢がある程度経過して、そこから努力して勉強をしても、「絶対音感」が身に付くことはありません。
幼少期の、自我に目覚める前の時期でしか、身に付くことができないのです。

例えば、幼少期にお母さんが仕事をせず、専業主婦として常に子育てをしていれば、
母親の愛情を多く受けることになります。

いいことをすれば、お母さんから褒められる経験をし、子供は絶えず笑顔になり、母親の愛情を100%受けることになります。
お母さんから、いろんなことを吸収するのです。
その流れの中で、人格の元となる、「素直さ」や「協調性」というものが芽生えてきます。

中学、高校、大学で、素直さや協調性が構築されることはないので、
やはり、その全てが、幼少期の時期に集中します。

話を戻しますが、夫婦関係が上手く行かない場合の大半は、双方の信頼関係が成立しなくなるからです。
それは、話し合いができない。

ということになり、話し合いができないということは、常に対立する関係になっている。
ということです。

しかし、結婚前の婚活の時期の段階では、その兆候を確認することは極めて難しいですから、
その兆候がないにしても、将来的にそういった不安を未然に排除するいちばんのポイントが、
その男性の家族構成を見る。
ということになります。

もちろん、それが全てではないのですが、参考までにお伝えすると、
例えば、相談所では、事前に男性のプロフィール情報を確認することができます。

ご両親が健在であるのかどうかや、どんなお仕事をされているのか?
母親は専業主婦なのか?あるいは、共働きなのか?など。

また、ご兄妹は何人いて、どんなお仕事をされているのか、
ご家族全員の学歴がどういう状況であるかなど。
あるいは、男性自身の学歴や年収など、実に、いろんな情報を得ることができます。

私のところは「女性専門の相談所」なので、特に、男性選びでは神経を使います。
だから、男性からお見合いのお申し込みがあった場合は、必ず家族構成を確認するようにしています。

これは私自身の心理カウンセラーとしての経験上ですが、
例えば、男性の家族構成が、ご両親がいて、男性の兄弟に弟がいたとします。
であれば、男性本人を含めて4人家族ということになります。
その上で、ご両親の学歴を確認するのです。

こういうことを書くと、学歴で人を判断しているのでは?
と、思われがちですが、実は、そこから、いろんなことが見えてきます。

例えば、ご両親の生年月日が昭和20年代の場合。
仮に、父親が昭和22年生まれ。母親が25年生まれ。だとします。
地方在住ということも仮定にしておきます。

これらの情報をプロファイリングしていくと、
まず、昭和20年代生まれの社会では、大卒者が少ないということです。
それが地方出身であれば、尚更少ないことになります。

時代的には、まだ男性でも大卒は少ない時代に、
夫婦揃って大卒。ということであれば、その男性のご両親は、当時としては、とても良い環境で教育を受けていた。
ということになります。

男性の母親も大卒であれば、女性の大卒は、男性より更に少ない状況ですから、
その母親も、その当時の自分の両親から、かなりの教育を受けていた。
ということが見えてきます。

男性の母親は戦前生まれの女性ということになりますから、
その時代から教育熱心だったことが伺えます。
それが、男性の子育てにも繋がっていると推測することができます。

そういうご両親の場合は、例え子供が二人であろうが、三人であろうが、
子供も大卒。家族全員が大卒。
という場合が多いのです。

経済的余力があったことは間違いないと思いますが、だからと言って富裕層というレベルではなく、
なんとかして子供たちをいい大学に行かせてあげたい。
という親の意識が高いのです。

そういう両親から愛情や教育を受けてきた男性は、その大半が、素直であり、誠実であり、
協調性が高いのです。要は、人として、変な方向に行かない人格に成長している場合が多いからです。

もちろん、片親で育った。親がいない環境で育った。親の経済力もなかった。
その中でも、個人が頑張って、結果に繋げてきたという男性もたくさんいます。
それはそれで立派な男性だと思いますが、
だから、偏見や差別という意味ではありません。

しかし、とはいえ、これだけ離婚率が高くなると、婚活している女性側から見れば、
そのリスクが僅かでも少ない方がいい。
という判断になるのは、ある意味、当然のことなのかも知れません。

私は心理カウンセラーですが、他方で、婚活カウンセラーでもあり、
相談所を運営しているので、会員さんに対しては、結婚より、離婚しないパートナー像を、
常に意識しながら男性選びをしています。

社会で結果を出して、大手企業に就職する人、会社組織で出世する男性は、
それなりに賢く、評価できる点はありますが、
そのことと、離婚しないこととはイコールではないので、
やはり最後は、その男性の人間性だと思うのです。

そのために、男性の家族構成を見るようにしています。

こういう話をブログに書くと、では、女性も同じ流れでないと幸せになれないのか?
という疑問を抱く女性もいるかと思いますが、

女性は、基本的には、男性に嫁ぐ側で、また、夫婦間で何かのトラブルや口論になる場合は、
大抵は、男性に引っ張られる傾向が強いのです。
ですから、女性の場合は、家族構成の経歴や学歴などは気にしなくていいと思います。

女性は、誰と結婚するかで、その後の人生が変わります。
相談所を利用されている会員さんなら、好条件の男性はたくさんいますから、
婚活をする際に、あえてハイスペック男性を避けて活動するのも変ですよね!

いい人がいれば、素直にお見合いして、そして、早期に見極めをしていけば、
それでいいんだと思います。

一般に、婚活では、いろんなところで情報が飛び交い、婚活のテクニックなど、
そういう情報が入ってきますが、それ自体は必要なことかも知れませんが、

そういったテクニックを知ったところで、将来離婚するかも知れない男性と結婚してしまえば意味がないですよね!
夫婦になっても間違いない男性。
それをどのように見極めていけば良いのか。
それ次第かと思います。

心理カウンセラーという仕事は、人の心の動きを読み取ることにあります。

なので、今現在、婚活中や交際相手との関係性で不安を感じる方は、
無料カウンセリングなどでお気軽にご相談ください。

私のLINEのQRコードからでもご登録いただければ、個別のご相談には対応しています。

今年も既に折り返し地点を過ぎましたが、まだまだ年内ご成婚は余裕です。
年内で決着するつもりで、頑張っていただきたいと思います。

心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラー
高山一美