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皆さん、こんにちは!
心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラーの高山です。
都内はようやく涼しさを感じるようになりましたが、でも西日本とかは、まだまだ猛暑の地域もあるようです。
徐々に涼しくなっていくとは思いますが、まだまだ気は抜けませんね!
さて、今日のブログでは、タイトルにもあるように、「将来離婚する男性と知らずに、その男性と交際して結婚している現実がある。」
ということを取り上げてみたいと思います。
一般に、結婚は男女の関係ですから、しかも、生まれた地域や育った環境が異なる他人同士が、人生を共にする作業です。
途中、いろんな問題や悩みが出てきても、それは当たり前。ということが言えると思うのですが、
それでも乗り越えていける関係が、夫婦の形だと思います。
最近は、離婚、離婚、離婚、と、とにかく離婚される方が多い現実ですが、
離婚ですから、どちらか片方に原因があった。
というよりは、双方に問題があった可能性の方が高いのですが、
とはいえ、女性が男性に引き摺られたりする傾向は否めないので、
そういう観点から言えば、パートナーを選ぶ際は、慎重に慎重を重ねた方が賢明ということになります。
そして現実の婚活で何が起こっているかと言えば、
そもそも、将来離婚する男性と知らずに、その男性と交際して、ご結婚をされている現実がある。
ということです。
これ、他のブログでも書いたのですが、今の社会は三組に一組が離婚をする時代で、
最新の2021年の国の発表ですと、国内で一年間にご結婚される方は55万組いるそうですが、
一方で、離婚される方は18万組を超えるそうです。
単純計算で33%の方が毎年離婚をされていることになります。
この数字は国の発表ですから、そこには、自由恋愛で結婚された方や、相談所で結婚された方も含まれます。
ですから、相談所で結婚された方だけ、離婚率が低いということはないので、相変わらず厳しい状況だと言えます。
私のところはIBJの相談所なので、統計上の離婚率を当てはめると、恐ろしい現実が見えてきます。
例えば、今現在、IBJの会員さんは全国で男女含めて80,000人程度います。
ということは、数字上は40,000組の成婚ができることになります。
で、現状はどうなっているのかと言えば、IBJの年間の成婚者数はざっくり10,000人くらいですから、
そこに国が発表した離婚率33%で試算すると、実に、毎年3,300人以上の会員さんが、成婚退会後に離婚をしていることになります。
相談所でお金を払って婚活をして、そして三組に一組が離婚している。
毎年3,300人以上の方が離婚している現実を見ると、かなり衝撃的な数字だと思うのです。
離婚率が高いのは知っていても、現実に数字を見ると、やはりゾッとします。
なんで?
というのが率直な印象です。
相談所は、事前にお相手のプロフィール情報がわかって、そして担当のカウンセラーまでがつきます。
その担当者からいろんなアドバイスを受けたり、サポートしてもらっているのに、そこまでしているのに、
なんで離婚率が高いの?
ということになりますよね!
今日は、ここのところを掘り下げてお伝えしたいと思っています。
今のこの現状ですが、私の感触としては、自由恋愛より相談所でご結婚された方の離婚率の方が、やや高いような気がしています。
それは、離婚相談などを受けていると、相談所で結婚された女性からのお問い合わせが多いからです。
では、相談所の男性会員さんが特別悪いのか?
と言えばそうではなく、そもそも選ぶパートナーを間違っていた。
ということが言えると思います。
人にはそれぞれの価値観というものがありますが、価値観が合えば離婚しないのか?
と問われれば、価値観が合っていても離婚する方はたくさんいます。
逆に、価値観が合わなくとも、何十年と仲良く添い遂げるご夫婦もたくさんいますから、
では、何を基準に判断すればいいの?
ということになりますよね!
それは、私が知る限り、婚活でパートナー選びで必要なのは、自分との相性というものは前提ですが、
その人物の人間性によると思います。
ここで相談所業界の実情をお話しすると、
一般に、相談所というところは、婚活をする場です。
結婚したいと思う男女が、入会をして、そしてお見合いや交際に進んでいきます。
その先にプロポーズがあり、結婚があるのですが、
例えば、ある女性会員さんが、男性会員さんとお見合いをして、交際に進展したとします。
そしてトントン拍子に交際が進み、真剣交際になって、プロポーズがあれば、そこでご成婚!
という流れになるのですが、ここに大きな落とし穴があります。
私がいつも感じることですが、婚活で苦戦している会員さんには、いろんなアドバイスをするのですが、
では、順調に進展している会員さんに対しては、アドバイスがないのです。
理由は、進展しているからです。
当然、その過程では、今の交際男性は〇〇な感じがするから、いい関係かもしれないけども、
少し注意が必要ですよ!
とか、そういうふうにはならないのです。
つまり、順調に関係を維持している会員さんに対しては、早くご成婚をしてもらいたいので、
将来的な相性とか、そういう見極め自体のアドバイスやサポートがないんですね。
相談所は会員さんがご成婚してしまえば、成婚料をもらって終わりですが、
当事者の会員さんにとっては、まさに、これからが正念場。
という時期を迎えます。
例えば、相談所でのご成婚は、相談所の中だけのことですから、正式には、その後の「婚姻」が、
法的な婚姻関係。つまり、結婚という形になります。
ご成婚から正式な婚姻までにかかる平均的時間は4ヶ月程度ですから、
その間にも、いろいろとやることは多いです。
例えば、お相手のご両親へのご挨拶などは成婚退会前に済ませますが、
双方の両家の顔合わせや食事会は、成婚退会後となります。
また、住む新居を探したり、生活設計をどうするかなども話し合う時間は必要で、
結婚式の日取りなどもありますよね!
そういうことを考えると、結構時間を割かれることになります。
上手く進んでいく場合は問題ないのですが、他方で、成婚退会はしたけども、
その後の婚姻に至るまでの間に、いろんな問題が浮上したりして、
結婚が白紙になる場合もあります。
例えば、男性に新たな事実が判明した!とか、
これじゃ結婚できないな。
という場合もあります。
その上で、正式に婚姻まで進んだとしても、その後に3〜4年程度で離婚される方は多いです。
会員さんには、そういうリスクが、常にある。
それが相談所なんだという現実を知っておかないといけません。
そうやって考えると、相談所ではあるけども、やっぱり怖いな!
と感じられる方も多いと思います。
これをどのように解消すればいいのか?
ということは、婚活をされている全ての人が知りたいことだと思いますが、
解決する唯一のポイントは、交際が良い方向に進展していても、
それを手放しで見るだけにせず、きちんと、自分の会員さんとの相性がどの程度あるのか?
将来的にも安心できるお相手なのか?
ということを、担当者が見極めないといけません。
そして、助言をして、サポートすることで、同じご成婚でも、離婚しないパートナーとゴールすることができます。
実は、これができていない相談所はかなり多いと感じます。
相談所自体は婚活業界ですから、当然、三組に一組が離婚をしている現状があるとか、
あるいは、毎年3,300人以上の方が成婚後に離婚をされている可能性がある。
など、そういった情報は持っています。
しかし現実は、交際過程でのお相手のチェックは、ほとんどしてないように感じています。
どんなに見極めをしたところで、将来絶対に離婚しない関係性であるかどうかは誰にも分からないのですが、
だからそこは相談所の範疇ではない。
といってしまえばそれまでなのですが、
でも、私からみれば、デートの度に、会員さんからヒアリングをしたり、カウンセリングをしたり、
交際過程での変化や、いろんなところを確認できるポイントは幾らでもあると思っています。
私のところは「女性専門の相談所」なので、会員さんは全て女性です。
女性は、年齢にもよりますが、時間との勝負。
というところも現実にありますから、
結婚して離婚しても、次頑張ればいいじゃん!
というわけにはいきません。
シングルマザーになる可能性すらありますから、
なので、私の場合は、上手く交際が進展している会員さんの場合でも、安易にご成婚には繋げず、
その前段階で、幾つかの確認をするようにしています。
その確認で、仮に男性側に気になる点があった場合は、本当にその男性でいいのかどうか、
絶えずプロファイリングをしたり、先方の相談所の担当者に探りを入れたりして、情報を得るようにしています。
でないと、先ほどもお伝えしたように、相談所とは言え、将来離婚する関係性で、
それを知らずに交際して結婚している女性が現実にいる以上は、相談所全体ではそこをゼロにはできなくとも、
少なくとも、自分のところだけは、ゼロになるよう努力したいと思うから、常にチェックしています。
相談所なら安心。
相談所なら間違いない。
という認識は持たず、担当者がどこまで確認、チェックをしてくれるのか?
その場合、何が根拠として、どんな理由で離婚しない可能性が高い男性なのか?
担当者が会員さんに言葉で伝えることができるかどうか、そこが極めて重要かと思います。
それが言葉として出る相談所であれば、きちんと根拠と理由を言えるだけのスキルを持っていることになりますから、
お相手の会員さんの見極めがちゃんとできる担当者ということになります。
今現在、他の相談所で婚活で苦戦されている方は、きちんと担当者に、そこまでのチェックや見極めをするよう、
お願いすることが大事ですね!
人の心理ですが、言われないとやらない。
動きが鈍い。相談所にも、そういう人は一定数います。
だから、会員さんから担当者に言うことで、状況が改善する場合があります。
きちんと相談された方がいいですね!
また、これから婚活を始めようと思う方は、入会前に、どこまでサポートしてくれるのか?
この確認が大事になります。
一般に、婚活が上手くいかない人に対しては、幾らでもアドバイスができます。
会員さんが悩んでいるわけですから、励ましたり、いろんなテクニックのようなことをアドバイスしたり、
それは、実は結構簡単なことになりますが、
逆に、関係性がいい男性との交際が続いていた場合、その男性との将来的な相性や、その男性自身を見極めることは、
とても難しいのです。
ここはスキル100%の力を発揮しないと、見抜くことは難しいです。
担当者の能力そのものが問われるところです。
ここを曖昧に、いい加減にしたまま結婚すると、将来離婚危機を迎える可能性が高まるからです。
将来のことに対して、物事に100%はありませんが、でも、絶えず、そういう意識を持って会員さんに接していくと、
離婚のリスクがどの程度あるかを、可能性として予測することができます。
見極めというのは、あくまで可能性の域は超えませんが、〇〇の理由があるので、そこは今のうちに確認しよう!
とか、あるいは、真剣交際の申し込みがある際は、先方の担当者から女性の担当者に打診がありますから、
その際に、男性のお金の価値観や生活設計の話を担当者経由でお願いしたりすると、
その時点で、その男性の人間性が見え隠れします。
そうやって、いろんな方法で確認をしていく中で、離婚しない可能性が高いか低いかなどが、
じわじわ見えてきます。
そこまでやって、本来のサポートなんじゃないかな?
と思う今日この頃です!😊
私のところは結構、他県にも会員さんは多いですが、いつもいろんなお話をしていくと、
会員目線では分からないことでも、カウンセラー目線だと、いろんなことが見える場合があります。
お相手男性に問題を感じる場合もあれば、男性には問題を感じないけども、
女性会員との将来的な相性という点では、少し懸念を感じる場合もあります。
そこまでのサポートができる相談所は、数は少ないかもしれませんが、ちゃんとした相談所はありますからね、
あとは、ご自身で相談所を見極めていくしかないと思います。
業界のことですからね、こういう話は、普通、自社のブログでないとここまでは書けないのですが、
でも、会員さんにとってはとても重要なことなので、
今後の参考にしていただければと思います。
2022年も折り返し地点を過ぎましたが、相談所での婚活は、男性の正しい情報が事前にわかりますから、
あとは、正しい見極めで交際に繋がれば、その後のご成婚は早いです。
年内ご成婚は、まだまだ余裕ですから、自信を持って頑張って行きましょうね!
皆さんの幸せを願っております!
心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラー
高山一美