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2024//3/1 ブログ
心理学で読み解く、女性の婚活は、男性の見極めとは別に、相談所の担当者との心理戦の側面がある。

皆さん、こんにちは。

お元気にお過ごしでしょうか。

心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラーの高山です。

最近は日中は暖かい日が続いていて、気持ちがいいですね!

夜は流石に寒いですが、日中は暖かいので、そろそろ春の季節が近づいているのかもしれません。

さて、今日のブログでは、女性が相談所を利用する際に気を付けておくポイントをお伝えしたいと思います。

タイトルにもあるように、「心理学で読み解く、女性の婚活は、男性の見極めとは別に、相談所の担当者との心理戦の側面がある」

とさせていただきました。

長いタイトルになってしまいましたが、ここは自社ブログなので、ある意味、思い切り語っていこうと思いますが🤣、カウンセラーブログでは書けない、相談所の実情についてをお伝えします。

連日、無料カウンセリングからのご相談では、多くの女性の皆さんからお問い合わせをいただくのですが、
その大半は、既にどこかの相談所で活動をされている会員さんらになります。

彼女たちがどんな理由でご相談をされに来られるかと言うと、

その多くは、相談所との関係性(担当者)でのお悩みになります。

勿論、婚活が思うように進まないというお悩みはあるのですが、今日はそこではなく、担当者との関係性について、
事例を踏まえてお伝えできたらと思います。

多くの方から寄せられるご相談の一つに、「まともなサポートがない」

このコメント、とても多いです。

いろんなことを相談したい。

しかし、納得する答えが出ない。

曖昧なアドバイスに終始する。

先が見えない。

あるいは、会員さんから担当者に連絡をしなければ、担当者からはほぼ連絡すら来ない。

放置された状態が続いている。

そして、真剣交際の打診が男性の相談所から来ると、本来は、その際に男性のいろんなことを確認しないといけないのですが、そういう確認すらせず、「これ逃したら、一生結婚できませんよ!」とか、

ある意味、女性会員にプレッシャーを与える担当者が少なからず存在します。

女性自身はまだ迷いがある。このまま真剣交際に進んでいいものか?

心の中は不安だらけ。

当然、悩みはなかなか解決されない。

でも、担当者から強引に背中を押された。

そういうご相談がとても多いのです。

何が言いたいかというと、相談所の「担当者心理」です。

ここから先は、かなり踏み込んだ発言となりますので、私の個人的見解として聞いてただければと思います。

まずお伝えしたいのは、相談所という組織は事業活動をする営利団体であること。

だから、そのためには収益を上げて行かないといけない。

収益を上げるとは、どういうことかと言えば、会員さんであれば、成婚時の「成婚料」が相談所の事業収益となります。

であれば、一人でも多くの成婚者を出すことが相談所の使命となりますが、

ここで問題となるのが、成婚をさせないと成婚料が入らない。

だから、男性会員の担当者から真剣交際の打診があると、何としても真剣交際に繋げたい。

そういう心理が芽生えてきます。

本来は、男性のいろんな確認をしないといけないのに、説得してでも、とにかく真剣交際に進めたい。

真剣交際に進めば、成婚に繋がるかも?

もう頭の中はそれしかない。

そういう担当者が多いという印象を受けます。

相談所は会員さんが成婚をして成婚料が入れば、あとは離婚しようが関係ない立場ですが、

会員さんは、その後の人生が何十年と続きます。

当然、男性のいろんなことを確認しないといけない。

真剣交際に進めば、女性の自宅が特定されます。

そういうリスクがあるにも関わらず、お金の価値観や結婚後の生活設計の話や、退職後の老後のことなど、

本来ならいろんなことを話し合って、その上で判断しないといけないところですが、

どういう訳か、そこをすっ飛ばして真剣交際に持ち込もうとする担当者がとても多いというのが私の見解です。

私のところは女性専門の相談所なので、基本、会員さんは全て女性です。

だから、男性から真剣交際の申し出がある場合は、先方の担当者から必ず私に打診があるのですが、

その時点で、先方の担当者には「いろんな確認ができた上で真剣交際をお受けする」と伝えると、

大抵は、「真剣交際に入ってからでいいのでは?」というコメントが多くあります。

勿論、私の場合は直ちに却下で🤣、いろんな確認をした上で、あらためて真剣交際をお受けしますと答えます。

ここでのポイントは、真剣交際の話が出た時点での「担当者心理」です。

成婚に繋げたいという担当者心理は、実は、双方の相談所の担当者それぞれにあります。

男性の担当者も、女性の担当者も、とにかく「成婚料」が収益源になるので、双方の担当者の目的は常に共通していることになります。

整理をすると、そもそも男性は、結婚前にいろんなことを確認されることを嫌がりますから、真剣交際前の段階では、結婚後のお金の話や、将来的なこと、例えば、子供を授かった場合は、その際の生活費をどうするのか。

など、そういう「具体的な話」に触れたくない人は多いです。

私の実感ですが、男性の全てとは言いませんが、先行きのことを考えていない男性は、今、すごく多いと感じます。

結婚はしたい。しかし、結婚後の生活設計についてはあまり考えていない。

将来のこと、老後のことを聞かれても何も考えていない。

子供を授かり、子育て中に経済的な問題をどのように考えているのか、そこも自分の言葉で語れない。

今、そういう男性は多いです。

つまり、結婚して女性を幸せにできる男性と、女性を最初から当てにして結婚をしたい男性がいるということです。

そこを見極めていくことがとても大事になります。

なぜ、こういった状況になるのかを、男性心理で読み解いていくと、その大半は、先々のことまで考える心的余裕や経済的余裕がないことで、「現実逃避」をしていることが伺えます。

ここに、賢い男性と、そうでない男性とに大きな差が生まれます。

賢い男性は、常に先を見据えています。

自分の将来がどのような人生になるかまでは誰にもわかりませんが、ただ、引き出しをたくさん持っていることで、
この先、予想外の状況に陥ったことを想定して、早い段階からいろんな手を打っていきます。

そういうことができる、「想像力」を持っているんですね。

しかし、男性の多くは、そこまでのことを考えている男性は少ないですから、だから、男性の見極めが重要になってくるのです。

想像力のない男性は多いですから、だから、恋愛感覚だけでどうにかして真剣交際に持ち込みたい。

真剣交際に持ち込めることができれば、今まで以上にスキンシップもできる。

スキンシップができれば、女性をその気にさせる可能性が高まる。

という心理が芽生えますから、女性との具体的な話し合いが十分ではなくとも、真剣交際の希望を自分の担当者に伝える傾向は高くなります。

一方、男性の担当者は、お伝えしているように、とにかく成婚をさせたい訳ですから、その男性会員が女性に対していろんな話をしていなくとも、女性会員の担当者に真剣交際の打診をしてきます。

では、女性会員の担当者はどうかと言えば、男性会員の担当者同様に、とにかく自分の会員を成婚に繋げたい。

繋げたい意識が高いですから、だから女性が不安に思っていても、「これを逃すと一生結婚はできないかもしれない」

と、そういう圧をかけてくるのです。

ここから何が見えるかですが、登場人物は、男性会員と女性会員、そして、双方の担当者です。

4名の人間が真剣交際に絡んでいることになります。

そして、それらを客観視すると、以下の構図が見えてきます。

■迷いを感じる人(女性会員)に対して、■真剣交際に進めたい人(男性会員、男性の担当者、女性の担当者)

1対3の構図が、相談所の実態となります。

女性1人に対して、敵は3人ですから1対3では女性会員が敵うわけがありません。

結果、流れに押されてしまう。

私の場合は、女性会員+担当者(私)=男性会員+男性の担当者ですから、私がいることで女性会員が負けることはありません。

私がYESと言わない限り、男性側は真剣交際に進めませんから、それを担保にして、いろんなことを確認していきます。

ある意味、心理戦なのです。

相談所という定義は、本来はこれが当たり前なんですね。

何か私が特別なことをしているわけではなく、ごく当たり前のこととなります。

それをするから仲人(担当者)なのです。

しかし現実には、そういうことが出来ていないことで問題を複雑化しています。

例えば、真剣交際後に上手くいかずに交際終了となったり、

そのまま成婚をしても、婚姻前に破断になったり、あるいは、婚姻後に離婚をされたりする女性は多いです。

そういうことが現実に起こっていますから、私の場合、男性の担当者から真剣交際の打診があっても、いろんな確認が取れていない場合は許可をしないのです。

相談所のルールでは、男性からの真剣交際があったとしても、双方の担当者が了承しないと真剣交際に進めない仕組みになっているので、男性や男性の担当者がいくら真剣交際の打診をしてきても、

ジャッジ権は私にあるので🤣、私が承諾をしない限り、その男性との真剣交際は成立しないのです。

真剣交際に進みたい場合は、可能な限りの女性の不安要素を男性が払拭する。

それがないと認めない。

私の場合はそうしています。

ですが、現実には、そこまでの対応をする担当者は少ないと感じます。

だから、いろんな問題が起こることになります。

相談所の仕組みに何か問題があるのではなく、その多くは、担当者による「職権乱用」に近いというのが実情だろうと思えてなりません。

中には、担当者から罵声を浴びせられたという会員さんからのご相談も多くあります。

それはそのまま、担当者が上、会員さんが下であるという意識がある証拠で、仲人のいうことを聞きなさいと、
そういう意図が含まれている空気があります。

そもそも担当者レベルで、「これを逃したら一生結婚できないかも」と、そんなことを言うこと自体が既に間違いであるし、そうなると言い切れる根拠はどこにもないからです。

当然、IBJでは、そういう、女性会員に対して担当者から圧をかけるような指導はしていませんが、個々の相談所が加盟契約である以上、IBJからのガバナンスが十分に効いていないことも事実としてあります。

仮にIBJから指摘をされればルールは守っていると答えますが、会員さんに対しては「圧をかける」というふうに、
ダブルスタンダードをとっている相談所は少なくないように感じます。

これも、成婚に繋げたい心理から来ています。

でもそれは、会員さんの将来までを踏まえた上での方針ではなく、あくまで加盟店として「成婚」が欲しい。

そういう状況になっているケースが非常に多いと感じています。

男性のいろんなところを担当者自身がしっかりチェックをして、それまでは安易に真剣交際には進めさせない。

そういう意識があれば、女性会員さんが辛い思いをすることはほぼなくなると思います。

私の持論ですが、相談所の良し悪しは、相談所のシステムではなく、担当者の「人間性」ということに尽きると思います。

実際に現場で会員さんのサポートをしている私の肌感覚ですが、そういう、担当者の人間性に違和感を覚える相談所は多いです。

相談所が営利団体である以上は、収益事業である以上は、「成婚」という名のもとに、実は、会員さんではなく、全てはお金のために動いている。

そういう現実があるということを、皆さんには知って欲しいと思っています。

会員さんを「金づる」で見るのではなく、一人の会員さんとして、その会員さんの人生を考えてサポートしていけば、人をお金で見なくとも、結果として収益に繋がっていきます。

そういう、「最も大切なこと」を忘れている相談所は多いと思います。

散々、相談所の実態を暴いてしまいましたが🤣、

ただ、ちゃんと会員さんに寄り添ってくれる相談所があることも事実ですから、そういう相談所については評価をしてあげて欲しいと思っています。

成婚者がたくさんいる相談所も、一皮剥けば、離婚者が多い。婚姻前に破断。

そういう相談所もあります。

実際、相談所でご成婚をされた女性が私のところにご相談に来られる人は多いからです。

皆さんにとっては、まずは成婚が大事ですが、その先の人生はもっと大事であるということ。

担当者が会員さんに圧をかけることなど言語道断ですが、

そうならないためにも、どこまでも皆さん自身が男性自身を見抜いていくことが大事だろうと思います。

私も、そういう思いでいるからこそ、男性の見極めやジャッジには厳しくし接していますし、

男性の担当者に対しては、更に厳しくチェックをしています。

相談所は、本来は、最高のクオリティとパフォーマンスがあって、それができて、相談所と言えます。

そういう相談所を探してください。

自分自身に迷いを感じている方は、ぜひ、今後の参考にされてください。

※カウンセラーブログをまだご覧になっていない方は、きっと参考になると思いますよ!😊

https://www.ibjapan.com/area/tokyo/65407/blog/

心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラー
高山一美