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2022//8/11 ブログ
相談所選びでの大切なポイント。相談所の実態について。見極めは大事ですね!

皆さん、こんにちは。
猛暑が続いていますが、お元気にされていますでしょうか。

さて、今日は「相談所あるある」について、その実態についてお伝えできればと思います。

結婚相談所は、パートナーを探すための「婚活の場」でありますが、
自分に合った相談所を選ぶことが重要になります。

ここでよくある質問が、では、「自分に合った相談所って、どういう相談所?」
ということになります。

何を以て「自分に合っているのか?」、そこが何となく「フワッと」曖昧になっていて、
どう判断すればいいのかわからない。
という方が、おそらく大半だろうと思います。

そもそも、自分に合った相談所の「定義」すらわからない。
というのが本音だからです。
今日はその辺りを詳しくお伝えできればと思います。

一般に、相談所にも色々あって、千差万別です。
サービス内容も相談所によって異なりますから、
どのように選べばいいのかがわかりません。

今日、皆さんにお伝えする情報は、日頃、私がカウンセラーとして会員さんとのやり取りの中で、
会員さんがいちばん気にしていることや、無料カウンセリングで最も多いご相談など、
少々、私の主観的な要素も含まれますが、今後の参考にしていただければと思います。

まず、相談所を選ぶ際に確認して欲しい点が幾つかあります。
それをお伝えするので、きちんと覚えておいてください。

1、担当者が途中で変わることがあるのかどうか。

相談所に入会すると担当者がつきますが、基本的には、その担当者が最後まで対応することになります。
しかし、婚活が上手く進展していなかったりすると、会員さんの了承なしに、担当者が変わる場合があります。
これは、そもそも担当者が途中で交代するかもしれないということが規約に入っていませんので、
婚活が厳しい状況が続くと、相談所によっては勝手に担当者が交代させられる場合があるので、そこは要注意です。

コミュニケーションが上手くいかない担当者になってしまうと、厳しい状況が更に悪化することになります。
また、担当者との関係性で言えば、その担当者しか知らない情報があったりするのですが、
そういった情報までを、新たな担当者が引き継ぐことになるので、いろんな意味で、リスクが高まることになります。

2、お見合い成立前に、会員情報を事前に収集してくれる相談所であるかどうか。

お見合いのお申し込みが来た場合、担当者は、普通はシステム上でそのまま、会員さんに取り次をしますが、
あとは、その会員さんが、お見合いを受けるかどうかの判断をする流れになります。

この流れは相談所が一般的にやっている流れになりますが、
その際に、担当者が事前に、先方の相談所に情報収集として問い合わせをしてくれるかどうか?
そういう対応までをしてくれる相談所であるかどうかの確認が必要になります。

例えば、アトラクティブスタイルで言えば、女性専門の相談所になりますから、お見合いを申し込んでくる会員は、
全て男性会員となります。

申し込みがあった時点で、その男性のプロフィール情報は事前にわかるのですが、
実は、プロフィール情報には書かれていない情報が結構あったりします。

厳しく言うと、都合の悪い情報は、そもそも書かない。出さない。ということがしばしばあります。
確認をせずに、そのままお見合いを受けてしまうと、お見合い時に「やっぱり会わない方がよかった」ということも想定されます。

しかし、お見合い成立前に、ある程度の情報収集をすると、全てではないにしろ、新たな情報が得られる場合があります。
これは会員本人にはできないことなので、担当者が先方の相談所に、その都度、確認をとる流れになります。

例えば、離婚歴がある男性で、年収が800万円だったとしますね!
子供がいたりすれば、親権が元の奥さんだったとしても、そこに、養育費が発生している場合が考えられます。
こういった情報は、男性はプロフィール情報には載せませんから、事前に養育費の有無を確認したり、
あるいは、毎月の養育費が幾らなのかを聞くことができます。

また、男性の仕事が転勤の可能性のある場合があります。
プロフィール上にはそこまで記載されていない場合が多いですから、
例えば、確認の段階で、将来的に転勤の可能性はどの程度あるのか?とか、
そういう情報も、お見合い成立前に確認することができます。

実際に、そういう事例はたくさんありますが、例えば、事前に養育費のことを確認しても、
先方からは、お見合いが成立しないとそこまで言いたくない。という配慮のないコメントが返ってくる場合もあれば、
都合の悪い問い合わせについては、一切返事をくれない相談所もあります。

要するに、男性会員側から見れば、「とりあえずお見合いがしたい」という安易な意識レベルでの申し込みとなりますから、
そういう安易な男性とのお見合いを女性がどう思うのか?
ということが言えます。

ですから、お見合い一つをとっても、直接確認をすることで、実は、いろんな背景が見え隠れします。
配慮のないコメントだったり、都合の悪い質問の際は無視されたり、という状況であれば、
男性からの申し込みではあるけども、お見合い成立前に、こちらからお断りをするという価値判断をすることができます。
相談所を選ぶポイントとして、そういった対応、確認作業を、担当者がちゃんとしてくれる相談所であるかどうか?
ここは大きなポイントの一つかと思います。

私の経験上では、この対応をしてくれる相談所は、全体の1割程度かと思いますので、
ひょっとすると、もっと少ないかもしれません。

ここだけでかなりの絞り込みができます。
無料カウンセリングなどでは、確実に確認した方が間違いないかと思います。

3、交際過程での、仮交際から真剣交際への打診をちゃんとしてくれる相談所であるかどうか。

仮交際に入ると交際がスタートしますが、例えば、真剣交際になかなか入れない。
あるいは、仮交際ばかりで、真剣交際に進展できるかどうかがわからない。
というご相談が寄せられます。

真剣交際はプロポーズに繋がる大事なプロセスですから、仮交際の過程で、真剣交際の可能性を見極めないといけません。
例えば、よくあるのが、仮交際が既に何ヶ月か続いているけども、男性から真剣交際の打診がない状況が続いている。
ということであれば、そもそも男性に熱量がない可能性が出てきます。

本気度が低く、とりあえず仮交際している。
という状況であれば、女性にとっては貴重な時間を無駄にすることになります。
放っておけば、何ヶ月も交際していながら、ある日突然、交際終了となってしまう可能性が高くなるからです。

こういった場合は、一つの目安ですが、仮交際でデートを数回したあたりで、
担当者から先方の相談所に確認をしてもらうことが重要になります。

今現在、良好なお付き合いをさせていただいてはいるけども、現在の男性会員の気持ちがどの程度なのか、
そこを担当者が確認することが大事になります。
もし、先方の担当者と連絡を取り合って、真剣交際の可能性が微妙な状況だと判断した場合は、
その後の進展は難しいと判断することができます。

理由は、男性の熱量のピークはプロポーズの時点ですから、そこに繋げていくには、
仮交際の段階で、男性の熱量は上昇傾向にないといけません。

これから熱量のピークに向けて進んでいかないといけない時期に、熱量が低いという状況であれば、
そこに時間を割いている暇はないですから、早々に交際終了をして、次に進んだ方が賢明。
ということになります。

相談所で活動していても、早期の見極めが曖昧でのんびりしているようであれば、
あっという間に年単位で相談所に在籍することになります。

目安としては、デート数回目あたりで、担当者が動いてくれるかどうか?
ここができない相談所は要注意です。
ですから、無料カウンセリングの際は、仮交際から真剣交際に繋げるための価値判断・確認は具体的にどうされていますか?
ということを、きちんと確認することです。

質問に対して、担当者の語尾が濁ったり、返答が曖昧な場合は、きちんとした「戦略自体」がない証拠ですから、
ここもしっかり確認した方が賢明ですね!

「ご縁がなければ仕方ない」「自分が強くなるしかない」とか「相談所でいろんな経験を積んで探すしかない」とか、
そういう精神論的なアドバイスに終始するところはスキルがない相談所なので(実際多いので)、
ここは、ご本人自らで確認をしましょうね!

4、活動過程での分析、戦略の明確化、対処法の実践。

入会後、お見合い数が増えない。交際数が増えない。という状況に陥った際、そうなった場合の対処法を事前に教えてくれる相談所であるかどうかの確認です。

活動途中では、予期せぬ状況になったり、婚活自体が停滞してしまうことはよくあります。
そういった際に、どこに問題があるのか、どこをどのように修正すれば進展するのか?など、
具体的なサポートをしてくれるかどうかの確認は、無料カウンセリングできちんと最初の段階で確認をするようにしてください。

のんびり、曖昧な対応でも、月会費は毎月支払うことになります。
何の戦略もなく相談所にいても無意味ですから、進展が難しい状況になった場合はどうするのか?
その相談所の能力が問われることになりますから、これも、入会前にはきちんと確認した方が良いかと思います。

例えば、お見合いの申し込み数が少ない場合は、自己PR文の見直しが必要になりますが、
作成の段階で、男性心理で反応する内容になっているかどうかも、大きなポイントとなります。
あるいは、お見合い写真の検討が必要になる場合もありますし、私の経験上は、この二つがきちんと網羅していれば、
状況はかなり変わってきます。

5、成婚退会後のサポート体制について。

成婚退会とは、男性からプロポーズがあった上での成婚退会となりますが、一般的には相談所の中でのことですから、
実際はその後の婚姻が、法的効力を持ちます。

相談所あるあるの一つとしてお伝えすると、男性からのプロポーズがあると、両家のご両親へのご挨拶があり、
そこまでいった上での成婚退会となります。

しかし現実には、婚姻までには多少のタイムラグがあり、一般的にはご成婚から婚姻までにかかる期間は概ね4ヶ月程度
が多い傾向にあります。
この間に、実は、いろんなことが起こる可能性があり、場合によっては白紙になることもあります。

会員さんにとっては、成婚退会する際に成婚料を支払いますから、成婚料を支払ったにもかかわらず、その後に白紙になった場合は、
もう行くところがなくなるのです。

元の相談所に戻ろうと思っても、また一から入会金などが発生しますし、そこから仮に新たな男性とご成婚をすれば、
また成婚料が発生する。という二重負担の状況に追い込まれてしまいます。

相談所には、この、経済的負担を軽減するためのサポートというのがあります。
これは相談所によって方針が異なりますので、全ての相談所が対応しているわけではないのですが、

例えば、一度、成婚退会をされた会員さんの場合に限り、婚姻前に白紙になった際は、
入会金などの初期費用なしで、月会費だけでそのまま相談所に復帰できる権利を提供している相談所があります。
もちろん、その後のご成婚の際も、成婚料は必要ありません。

再入会の際はIDだけは変わりますが、それ以外では、月会費だけで普通に復帰できるシステムで、
これをサポートに含めている相談所があります。

詳しくは、それぞれの相談所のHPをチェックして、そういった文言が記載されている場合は、
その相談所は再入会であっても月会費だけで復帰できることになります。

結婚相談所は、婚活をするところですから、婚活の流れやサポートについては記載がありますが、
相談所も事業会社ですから、会員目線で見た場合は、気になるところが記載されていない。
という場合は少なくありません。

それ以外では、ご自身と担当者の相性の問題もありますから、そこはご自身で判断する必要がありますが、

大切なことは、「もし、〇〇のような状況になったら?」という状況に陥った際に、
その相談所がどこまで面倒をみてくれるのか?
どこまで責任を持ってサポートしてくれるのか?
具体的に何をしてくれるのか?
それは間違いないのか?

ここが、相談所選びでは最も大切な要因であると感じます。
今日お伝えした1〜5の項目は、相談所選びでは絶対に押さえておきたいポイントとなります。
私の経験上からも、自信を持って言えることです。

例えば、私の相談所では他県の方も含めて、地方都市の女性会員さんは多いです。
離れているから、サポートの全般はオンラインやお電話、メールやLINEなどが大半ですが、

離れているからこそ、不安が払拭されるように、入会前の無料カウンセリングでは、
実に細かいところまでを丁寧にご説明しています。
また、心理カウンセリングを始めとする、きめ細やかなサポートをすることで、
最適な婚活ができると自負しています。

結婚相談所というところは、会員さんが婚活をする時点で、すでに契約が成立しています。
だから、サポート内容は当然大事ではあるけども、契約上、具体的なサポートがなんであるかを、
しっかり確認することが大事です。

皆さんが、生命保険や医療保険に加入する際は、保険会社と契約をしますよね!
契約をする時点で、どんな時に保険が適用されるかは確認すると思いますが、
約款の確認をきちんとしておかないと、いざという時に、保険がおりない。
そういうトラブルは多いです。

癌になって保険会社に保険申請をしたら、〇〇の癌は適用外。
なんてトラブルは多いです。
保険会社は「どんな時に保険が幾ら適用されるか」は営業トークで伝えてくれますが、
適用外などのデメリット情報はほぼ言いません。
言ってしまうと契約が難しくなるからです。

契約上の説明が不足していても、契約者が約款を読んでいなくとも、契約さえ成立してしまえば、法的には読んだことになります。
後になって失敗した!

ということにならないように、相談所へのご入会の際は、よく確認をして、入会をされてください。

相談所はパートナーを探して成婚するところですが、
そうならなかった場合は?
ということを「常に忘れない」ことです。

そして、契約は、契約を勧める側にも責任がありますが、
契約する皆さんにも、責任が発生するということです。

後悔しないためにも、一つ一つを、きちんと確認して、そして意思の疎通がとれて活動すれば、
相談所は意外といいところだと思っています。

また、結婚は人の人生に大きく関わることですからね、
自分を見失わないことです。

今見えている景色より、見えていない景色の方が大きい。
だから、慎重になるべきだと思います。特に女性は。

今後の参考にしていただければ幸いです。

些細なことや気になることがあった際は、いつでもお気軽にご相談ください。
一人で悩まず、一緒に問題を解決していく。

その意識が大事であると思います。
男性心理、身に付けると最強です!

心理カウンセラー兼婚活カウンセラー
高山一美