Blog

Blog
ブログ

2023//8/30 ブログ
相談所選びでは、強いマウントをとる担当者の場合は、なるべく避けること。

皆さん、こんにちは。
お元気にされていますでしょうか。

心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラーの高山です。

猛暑、残暑、どっちつかずの日が続いていますが、涼しくなるのも、もう少しです。
それまでは気が抜けませんが、体調管理だけは注意しましょうね!

さて、今日のブログでは、相談所の見極めについて、また、担当者の傾向性について、いろいろと触れてみたいと思います。

こういうテーマに触れる理由の一つに、私のところには、既に他の相談所で活動されている方々からのお問い合わせやご相談が多くあります。その際によくあるご相談の中に、担当者に対して、「自分の思いがなかなか伝わらない」というご相談をされてくる女性がいます。

アドバイス自体が、男性に好まれるための策や方法ばかりで、そこに誘導する空気が出ることで、会員さん自身に迷いが生じることがあります。

つまり、「私はこういう人間なんだけど、成婚するためには自分を誤魔化さないといけない」という、そういったアドバイスを受けることで、会員さん自身が混乱を起こしてしまうというケースがあります。

活動がスムーズに進んでいる時は問題なくとも、上手くいかない状況が続くと、〇〇はダメ、〇〇だからダメ。
というふうに、強要に近い接し方をしてくる担当者もいます。

当然ですが、そうなると、もう婚活自体が楽しくない。
担当者と話をすることも苦痛になる。

そういうケースもあります。

では、なぜ、そういう強いアドバイスをするのか、なぜ、マウントをとってくるような振る舞いになるのか。
実は、そこには相談所の契約に関するカラクリが存在します。

もう一つは、女性が女性に何かを教える、アドバイスをするという行為は、同性であるが故に、きつく当たる傾向が一定数、認められる場合があります。

今日はその点についてもお伝えしたいと思います。

まず、上下関係のような、強要的なアドバイス、振る舞いについては、担当者個人にもよりますが、
相談所にとっては、一度、会員さんが入会をすれば、最悪、いつ退会しても相談所自体にマイナスはないというのが、現在の業界的な流れになっています。

既にどこかの相談所で活動されている方は、入会時に契約書にサインをされて活動されていると思いますが、
契約上では、中途退会の場合は一部を返金される契約になっていますが、詳しくお伝えすると、全額ではなく、「役務提供」の金額に対しての返金という契約になっています。これが、既定路線です。

例えば、金額は相談所にもよりますが、サポートがあまりないところは初期費用は比較的安く、サポートが手厚い相談所では、比較的高いというのが初期費用の目安になります。

契約では、初期費用の合計金額に関係なく、初期費用の項目の中に、「役務提供」に該当する項目があって、その項目だけは「返金あり」となっています。

一つの事例ですが、初期費用で30万円の相談があったとすると、内訳は入会金や登録料や、その他、いろんな項目があります。
その中に、「活動サポート費」という項目があって、それが相談所のルールでは、「役務提供」という、返金の対象項目となっています。

仮に、活動サポート費が6万円だった場合は、それが返金対象となりますから、あとは、例えばですが、活動から3ヶ月で中途退会する場合は、6万円を12ヶ月で割ると、月あたり6,000円になります。

3ヶ月の活動をしていた場合は、3ヶ月分の活動サポート費が5万円から差し引かれますので、6,000円×3ヶ月分で18,000円となり、
活動サポート費6万円から18,000円を引いた金額は42,000円となります。

初期費用が30万円だった場合は、その中の「活動サポート費」だけが返金対象となりますから、30万円から42,000円を差し引くと、
相談所の利益は258,000円ということになります。

会員さんは、入会した後であれば、その大半が返金対象にならないのです。
それが、相談所業界のルールとなっています。

こういった背景があることで、何が起こるのかといえば、目の前の会員さんがいつ辞めても、相談所自体の被害はほぼないことになるので、となれば、ここから先は人間の本質的な部分ですが、会員さんには、「何を言ってもいい!」という心理が芽生えてきます。

言うことを聞けないなら、いつでも退会していいですよ!

とまぁ、こんな感じの対応をされる相談所は現実にあります。
しかも、意外に多く存在している現実があります。

勿論、相談所側も、会員さんが成婚をしてくれたら、その分、成婚料が入るので、それはそれで相談所の利益になるのですが、
基本は、いつ退会されても痛くない。

そういう現実があります。

その意識が、担当者が女性の場合は、同じ同性ですから、しかも担当者の方が年上となれば、当然、会員さんにマウントをとってくる人も出てきます。

会員さんが退会しても、相談所には常に新たな会員さんが入会されていきますから、これを俯瞰してみると、
相談所と会員さんとの関係は、完全な利害関係になっていて、歪な関係であることがわかると思います。

だから、相談所がコンビニの数に迫る勢いで増えていくのです。
会員さんさえ確保できれば、結果がどうであれ、すぐに退会したとしても、何とか事業が回っていく。

そういう意識になっていきます。

最初からそれを目的にはしていなくとも、契約さえ取れればいいという風に、人の心理はどんどん変化していきます。

例えば、これを企業間の取引関係に置き換えてみると分かりやすいですが、
中小零細企業というのは、大手企業との取引き関係では、取引価格を引き上げられても文句は言いません。

文句を言ったところで、大手企業から見れば、他にも企業はたくさんある。
大手がそういう意識を持っているからですが、その潜在心理とは、自分たちが上だから、あなた方(中小零細企業)は自分達(大手企業)を当てにしている。

企業でさえ、そこに上下関係のような構造が生まれます。

その大手企業も創業の段階では、社会に貢献しよう!
取引先を大事にしよう!

そういう意識から創業者は起業しますが、長い時間の中では、そういう意識すら失っていく。
それが人間の本質です。

大金を普段は持たない人間が、宝くじなどで大金が入れば、気が大きくなる人間は多いです。
当面のお金に困らない安心感が出るため、人に対しても強く出るような振る舞いになる人は多いです。

相談所の仕組みでは、一旦、入会した以降は、仮に会員さんがすぐに退会したとしても、相談所はほぼ損失がないことがわかっているので、だから会員さんに対して、上から目線でアドバイス、強要する担当者が出てきます。

担当者にスキルや能力がなくとも、営業で集客さえできれば、あとは、相談所は損をしない仕組みになっています。

会員さんは幸せを掴みたい思いで相談所に入会しますが、場合によっては、結果として、相談所から「食い物」にされている。
残念ながら、そういう側面があることも事実です。

勿論、最後まで面倒を見ようと、そういう姿勢がある相談所が存在していることは事実ですが、
では、そこまでの対応をする相談所が、一体、国内全体の何%あるのかといえば、

そこまでのことは、私にもわかりません。

ですが、無料カウンセリングなどでのご相談を分析していくと、かなり厳しい現実があるな?
と、そういう印象を受けます。

相談所という存在は、会員さんを成婚に導いてあげる存在ですが、忘れてはいけないのは、押し付けで成婚を強要してはいけないということです。

担当者に背中を押されて、そのまま成婚される女性もいますが、結局はその後に私のところにご相談に来られる方は多いです。
理由を聞くと、その多くは、背中を押されて、自分の気持ちの中で腑に落ちないまま成婚をしてしまった。

成婚後に、いろんな問題が発覚して、婚姻前に別れました。
そういう会員さんからのご相談は多いです。

でも、そういう場合でも、相談所は損をしない仕組みになっているのです。

ここまでお伝えしたところで、私がお伝えしたいのは、そういう「不透明な業界」である以上は、
相当、賢く婚活をしないといけないということです。

だから、相談所を選ぶ際は、入会前に、いろんなことを確認しないといけません。
それを怠ると、怠った方がバカを見る。損をしてしまう。

そういうことが言えるかと思います。

相談所を選ぶポイントは、ここは女性には見極めが難しいところですが、
最後まで面倒を見てくれる相談所というのは、いかなる場合も、担当者自身が諦めていない場合が多いです。

会員さんが、婚活が思うように進まない。
諦めかけている節がある。

そういう状況が確認できた場合は、喩え会員さんが諦めようとしても、担当者は諦めない。
諦めないどころか、ますます強気でサポートしてくれる。

そういう相談所は、絶対に会員さんを見捨てないという意識が高いのです。
その意識が、突破口を開いていきます。

そういう相談所を見つけるポイントは、面談の際に、なかなか思うように進まない。
ということを相談して、何をどうすれば前に進むのか?

アドバイス通りに婚活をして、それでも難しい場合は、その際はどのように婚活を進めていけばいいのか?
そこに対する「明確なサポート内容」を口にできる担当者は、優秀な担当者です。

逆に、質問に対して、精神論的なアドバイスが出てくるようなら、合理的解決法のスキルがそもそもない担当者ということになるので、
何年在籍していても、成婚に繋がる可能性は限りなく低いというふうに見立てることができます。

私がいつも思うのは、担当者という存在は、会員さんにとって、どんな状況であろうとも、常に、最大の良き理解者であることが何より大切だと思っています。

例えば、私の場合は心理カウンセラーなので、カウンセリングの際には守秘義務がありますから、いろんな過去のお話を知らされる場合があります。およそ、親兄妹でさえ知らない事実を知る場合もあります。

表面的には、あーだこーだという理由があるから婚活が難しいと、過去、他の相談所では言われた。

しかし、丁寧にヒアリングをしていく中で、その当事者が最も悩んでいることを知ることで、
だからこれまでは難しかったんだと、そう確認できることがあります。

そうであれば、相談所でのサポートとは少し外れるけども、そこをカウンセリングで解決しないと婚活が前に進まない。
そういう場合もあります。

良き理解者であり、何があっても諦めない。
その姿勢があることで、信頼関係が深まり、いろんな問題を一緒に乗り越えていくことができます。

そういう相談所は、おそらく、数は少ないです。
しかし、日本中にはたくさんの相談所がありますから、そこは皆さんが探すしかないと思います。

まとめです。

婚活をする上では、相談所の存在は大切です。

ですが、相談所という存在が成婚に導いてくれるのではなく、寄り添ってくれる担当者の存在で全てが決まるということです。
そこを忘れないことです。

婚活だからといって、安易に相談所にさえ入れば何とかなるのでは?
という意識で相談所に入ると、いつの間にか、食い物にされてしまう可能性が出てくるということです。

自分の人生ですからね、この人(担当者)どこまで寄り添ってくれるのかな?

そういうところまでを確認して、それができて初めて、信用に値すると思います。

今日は厳しい現実をお伝えしましたが、よくよく考えて、婚活を頑張っていきましょうね!😊

夫婦としての人生、いろんなことを夫婦で乗り越える人生、本当に素晴らしいですよ!

一日も早く、幸せを掴んでください。

心理カウンセラー(兼)婚活カウンセラー
高山一美